遠足プロジェクト(石巻ワンダー横町/大地プロジェクト)に対する支援

活動支援|020
団体名|遠足プロジェクト(石巻ワンダー横町/大地プロジェクト)
代表者名|梶原千恵、武谷大介
活動所在地|カナダ・トロント、宮城県女川町


内容
『遠足プロジェクト』
「遠足プロジェクト」は、アートを通して新しい町を考える学習システムです。被災地を歩き、見て、食べて、町の人と話し、そこで生まれたアイディアを実行しながら、ゆっくりと復興のプロセスを楽しんでいくことを目指しています。
被災地でランドセルを失った小学生にと支援物資として寄附された中古のランドセル。そのランドセルが大量に余って処遇に困っているのを見かねたアーティスト・武谷大介が、カナダのアーティスト35名とともに、被災地への思いを馳せながらランドセルをアート作品に生まれ変わらせました。
ランドセル+アートを背負い、仮設住宅や仮設商店街などを舞台に、作品を展示したり、パレードをしたりしながら、思い思いに作品を鑑賞し、コミュニケーションを深める場をつくっています。


概要
ランドセル+アート 作品展示
「ランドセルの中に広がる世界展」
日時:2012年8月13日〜18日
会場:坂本龍一マルシェ(女川町・野球場仮設住宅内)

「遠足」
日時・場所:2012年8月12日:女川町内、8月13日:女川町・町民野球場仮設住宅、8月15日:石巻駅前
ランドセル作品を背負って作品を見せながら町内を探索。
石巻駅前での遠足では、石巻西高等学校美術部のみなさんが参加。


背景
カナダ・トロントで、子どもの視点で復興を考える被災地支援活動「大地のプロジェクト」(http://www.daichiprojects.org/)をはじめた武谷大介が、その活動で得たプロジェクト資金をもとに被災地を2012年3月に訪問。そのとき、石巻市の立町商店街で「石巻ワンダー横町」(http://wawa.or.jp/project/000015.html)の活動をしていた梶原千恵に出会い、遠足プロジェクトに取り組むことになった。
その頃、震災から1年を経た女川町では、支援物資として支援者の皆様より提供いただいた中古ランドセルや中古衣類、文具などが大量に余っており、処遇に困っている状態になっている。それら支援物資は、女川第一中学校と第二小学校の体育館に保管されているが、体育館の使用に伴い、それら支援物資を移動させる必要に迫られていることから、中古ランドセルを使ってアートプロジェクトができないかと考え、武谷がランドセル35個を引き取り、カナダに送付した。
カナダ在住の35組のアーティストたちが、そのランドセルをもとにアート作品を創作、それを日本に返送してもらい、「遠足プロジェクト(英語名:FIELD TRIP 2012)」として、展示している。また、ランドセルの特徴を活かし、ランドセルのアート作品を高校生や子どもたちと一緒に背負って仮設住宅や仮設商店街を回るパレードをすることで、より多くの方に見てもらい、対話が生み出されるようにしている。
日本側の担当でもある梶原は、このように対話を生み出す作品を通して、まちと関わりを深めていきたいと意気込みを語る。そのうえで彼女は、もともとまちに対して受け身になっていたが、アートやこどもたちの活動をきっかけにして、なにかに踏み出す勇気や、やる気になる人が増えてくれればと願っている。


今後の展開(予定)
現在は、カナダ在住のアーティストたちの作品のみだが、日本のアーティストたちにも作品をつくってもらい、相互交流を生み出したい。また、被災地のみならず、日本各地にも巡回し、多くの人に見てもらうことで、被災地のことにも思いを馳せてもらいたい。
現在予定している展覧会は、つぎの通り。
ビルド・フルーガス(宮城県塩釜市)、気仙沼市、こうふのまち芸術祭(山梨県甲府市)、江之子島アートセンター(大阪市)ほか予定。


支援希望額
旅費交通費 1カ所10万×5カ所程度=50万円
アーティストフィー 1人1万円×35名=35万円
カナダ/日本および日本国内 荷造運賃・送料 100万円
その他雑費 15万円
計200万円