『心あたたまるひびきのとき』コンサート実施に対する支援

活動支援|023
団体名|岩手音楽アウトリーチ実行委員会
代表者名|菊池昭子
活動所在地|岩手県盛岡市、釜石市


内容
『「心あたたまるひびきのとき」コンサート実施に対する支援』
 岩手音楽アウトリーチ実行委員会は、音楽体験を共有することで、人と人が心を通わせ、人生を豊かにするとの理念のもと活動を行っている。
 東日本大震災を受け、被災した子どもたちも生活をしている盛岡市の視覚支援学校などで慰問コンサートを実施、生きる希望や元気をもたらすことを目の当たりにした。そして、視覚支援学校生徒のための演奏会を校長や教諭から継続してほしいとの要請を受けたほか、釜石病院で「患者さんらのために院内演奏会を実現して欲しい」という県立釜石病院長の声を頂いた。
 本実行委員会をはじめとして県立釜石病院、盛岡視覚支援学校、釜石市、釜石市社会福祉協議会ならびに釜石市ボランティアセンターなどと連携を深め、地域が主体となった音楽体験活動の継続実施を目指す。
 さらに、この活動を契機として、クラシック音楽家が被災地に赴き、社会的な役割を果たす気運を醸成するとともに、「Project Rising Sun」といった他団体と地域をつなぐ「つなぎ手」となり、彼らによるピアノ寄贈活動とあわせ、音楽演奏を通した支援活動を本格実施していきたいと考えている。


概要
被災地支援のための「心あたたまるひびきのとき」コンサート
2014年10月29日:岩手県立釜石病院・大会議室
2014年10月30日:岩手県立盛岡視覚支援学校
デュオ:川本嘉子(ヴィオラ)、村田千佳(ピアノ)

音楽家プロフィール
川本嘉子(ヴィオラ)
1992年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門で最高位(1位なしの2位)入賞。99年から2002年まで東京都交響楽団首席奏者を務める。現在は、ソリストおよび室内楽奏者として、国内外で幅広く活動している。

村田千佳(ピアノ)
東京藝術大学大学院修了後、2003年秋に渡欧。ウィーン国立音楽大学大学院ピアノ科、同大学院ピアノ室内楽科を修了。オーストリアThomastik-Infeld-Preisを受賞。現在、ピアニスト、室内楽ピアニストとして活躍している。


背景
 盛岡市に在住するバイオリニスト菊池昭子らは、2013年7月に盛岡視覚支援学校を訪問し、弦楽アンサンブルによる演奏会を実施するなど、良質の音楽を届ける活動を行って精力的に社会的な活動に取り組んでいる。また震災後、釜石市副市長の「高台移転で引き裂かれたコミュニティ再生をアートの力で」という発言に共鳴し、音楽を通じた災害支援活動を行うという主旨に賛同する音楽関係者とともに「岩手音楽アウトリーチ実行委員会」を設立。災害支援の拠点でもあり、地域医療の中核を担っている釜石市にある岩手県立釜石病院などに赴き、ピアノの寄贈を受入れるよう病院に働きかけてそれは「Project Rising Sun」の尽力で実現した。
 それら活動経験を通じ、音楽家の奏でる生の演奏が、被災地の病院に入院する患者さんや医療・看護に携わる方々、そして、視覚支援学校の生徒、先生方に明るさや安らぎの時間を提供することができ、喜びや生きる活力となったことを身をもって実感してきた。
 こういった音楽による支援活動、心のケアに関する活動が一過性のものでなく、継続して行われることが重要と切実に感じ、引き続いて活動をしていきたいと考えている。写真1写真2


支援希望額
演奏家謝金、印刷費、旅費交通費
総額 42万円